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4256. 文禄・慶長の役　日本・豊臣秀吉遠征軍vs明・李氏朝鮮軍
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comment : 文禄・慶長の役とは、1592年～1598年にかけて日本の豊臣秀吉が主導する遠征軍と、明およびその朝貢国である李氏朝鮮の軍との間で交渉を交えながら朝鮮半島を舞台にして行われた戦争である。 この戦は、明を中心とした東アジアの支配体制・秩序への秀吉の挑戦であり、日本と明との戦争だった。李王朝の圧政に苦しめられていた朝鮮の人民は、日本軍の侵攻を解放軍の到来ととらえた。 日本軍の動員数は、141500人（慶長） 明朝軍の動員数は、221500人（慶長）＋明本国守備軍 （ゲームでは、1000人を兵数１にして割り当てています） 戦争の集結への流れ・・・ 蔚山、泗川、順天への三城同時攻撃では、明・朝鮮連合軍が動員した総兵力は11万を超え、前役・後役を通じて最大規模に達していた。また兵糧や攻城具も十分に準備してのものであったが、全ての攻撃で敗退した。これにより、三路に分かたれた明・朝鮮軍は溶けるように共に潰え、人心は恟懼（恐々）となり、逃避の準備をしたという。 しかしながら、8月に秀吉が死去。10月15日、秀吉の死は秘匿されたまま五大老による帰国命令が発令された。 この戦争について『明史』は「豊臣秀吉による朝鮮出兵が開始されて以来7年、（明では）十万の将兵を喪失し、百万の兵糧を労費するも、中朝（明）と属国（朝鮮）に勝算は無く、ただ関白（豊臣秀吉）が死去するに至り乱禍は終息した。」と総評する。 その後・・・ 日本は、豊臣家滅亡、徳川家康が征夷大将軍となる。 明は、軍費と兵士の損失が祟り滅亡、清になる。 朝鮮は、両班階層（支配層）の間で「明の援軍のおかげにより朝鮮は滅亡を免れたのだ」という意識（「再造之恩」）が強調され、明への恩義を重視する思想が広まり、属国としての立場が強くなった。 add datetime :2014-04-04 17:57:00 add user :gest view count :7003 tag :[public][ja][history][fair][suggestred]
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