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5025. 1866年7月　第二次長州征伐ＩＦ
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comment : 　　　　　　【マップ開始前の歴史説明】 1864年（元治元年）の禁門の変以降、長州藩は謝罪恭順、つまり徳川幕府に徹底的に従う保守派と、高杉晋作率いる奇兵隊の武力を背景に武備恭順、つまり表向き幕府に従いつつ、内部では兵装の近代化などを進めていく藩主毛利敬親率いる改革派の「内戦」が勃発したりもしたが、1865年（慶応元年）1月の高杉挙兵、毛利敬親の保守派更迭により、同年5月から武備恭順を藩論とした改革が始まっていた。これに対し徳川幕府は同年9月に朝廷に長州征伐の勅許を出させる。そして1866年6月7日、幕府海軍の長州藩領の熊手半島への砲撃を切っ掛けとして第二次長州征伐、所謂幕長戦争が始まった。 　　　　　【マップ開始時の両軍状況説明】 兵装を西洋式に改めていた長州藩は薩長盟約により薩摩藩からミニエー銃・ゲベール銃といった洋式銃を購入しており、戦意乏しく旧式の兵装をした幕府軍を苦しめる。しかし幕府軍も洋式軍隊化していた紀州藩兵・幕府歩兵隊やアームストロング砲を所有していた肥後藩などこちらも多くの洋式軍隊がそろっており、精度は低いとはいえ、兵力で長州軍を圧倒。開戦10日で幕府小倉口方面軍は下関に上陸。激しい戦いとなるが即日下関・長府が幕府軍の手に落ちた。 また幕府海軍は開戦とほぼ同時に大島を占領、長州藩第二奇兵隊などの注意をひき、幕府軍主力が広島から岩国へ進軍。大島からも四国諸藩の軍勢が呼応して対岸の柳井へ上陸。これにより岩国周辺で孤立した長州軍は防戦ラインを大きく下げ、山口城周辺へ大きな被害を出しつつ撤退。周防国の殆どを幕府軍が占領することになった。 一方長州軍は北部石州口では攻勢を展開。萩の兵力を総動員し幕府方浜田藩の益田城を落とした。 現在、戦況は完全に幕府方に傾いている。下関から敗走した長州軍奇兵隊の敗残兵は山口付近で集結したが下関方面の幕府軍に抗う力は残っていない。多くの都市を取られた長州藩の命運は風前の灯火といったところだろう。 今回は幕末の長州征伐のＩＦです。あんまり難しくはないです。 都市（城）と各指揮官は左上から順に 下関（小笠原長行）、小倉城（小倉藩） 萩城（毛利定広）、山口城（毛利敬親・奇兵隊諸隊） 益田城（大村益次郎）、岩国（徳川茂承） 大島（松平勝成）、広島城（本庄宗秀） 感想・批評お待ちしております。 add datetime :2015-04-05 02:35:44 add user :gest view count :1190 tag :[public][ja][history]
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